2009年09月24日

燃えて立つ…

彼岸花を見に俳句の仲間たちと見沼へ出かけた。9月22日、お彼岸の休日で散策の人出で賑わっていた。彼岸花はまさに今が盛りで、辺り一帯に群生して咲いていた。僕らは一行10人で思い思いに彼岸花の咲く道を歩いた。川べりにはカメラの大きな脚立を構えてじっと野鳥の一瞬を撮ろうとしているグループや、疎水に沿った小道をランニングしている人たちも見かけた。彼岸花はいろいろ呼び名があるが、僕は曼珠沙華という名に惹かれる。この名は梵語で法華経に出てくるそうである。赤い花を意味すると聞いたことがある。

燃えて立ついのちの花よ曼珠沙華

曼珠沙華の花の帯はどこまでもどこまでも続いている。そしてところどころで疎水の際から斜面林の方へ飛び火するように移っていく。またもう片側の見沼田んぼの畦道へ延びてゆく花の帯もあった。実に素晴らしい眺めであった。

淋しさのきわみの花よ曼珠沙華

じっと立ち止まって彼岸花を見ていると、なんとも淋しい花だとも思えて来るのであった。

彼岸花は茎から直接に花が咲く。花の命は短い。花が咲いている時は葉がない。花が終わって1か月もすると細長い葉が出てくる。葉は寒い冬を越して、翌年の5月の若葉のころ、周りの草花が伸び出すと姿を消すのである。そして秋、9月、お彼岸のころ、ふいに花が咲きだすのである。まことに自然界の摂理の不思議さと言おうか。
僕らの子供のころはお墓や田んぼの畦などによく咲いているのを見かけたが、この頃は少なくなった。
posted by tora13 at 12:07| 埼玉 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/128731041

この記事へのトラックバック